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家庭菜園(1月)
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余った種子の貯蔵法 |
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それらの中には、1袋に入っている量が多過ぎたもの、特に高価でありながら袋詰めの量が多いために、まとまった量を買わざるを得なかったもの、容易に購入できない地方伝統野菜や、海外で求めた新・珍野菜など、いろいろあるでしょう。 このような余り種は、無駄にせず貯蔵しておいて来年、再来年にと使うことをお勧めします。 貯蔵の基礎知識として心得えておきたいことは、種子の寿命と、寿命を長く保つための貯蔵条件の二つです。 種子にはタマネギ、ネギ、ニンジン、ミツバのように1年しか発芽年限のないものと、マメ類やナスのように2〜4年あるものなどがありますが、いずれにしても年とともに発芽率は低下し、実用上問題となる発芽勢(発芽の整一度)は低くなってしまいます。これは種子が消耗するからです。 この消耗を防ぐための貯蔵条件はまず乾燥状態に置くこと。関係湿度が30%以下にできれば申し分ありません。そしてできれば低温下に置くことです。 実用的な貯蔵方法としては、図のように茶筒やのりの空き缶の中へ、湿気を取り除いた紙袋を、お菓子の防湿などに用いる乾燥剤(シリカゲルまたは生石灰など)と共に入れ、粘着テープで封をしておきます。これを冷暗所に置けばよいのですが、冷蔵庫の野菜貯蔵室あるいはそれ以下の氷結しない低温条件に置けば完璧です。貯蔵に入る前に種子は天日に干し(小粒種子は袋ごと開口して)できるだけ除湿をしておきます。乾燥剤は種子の水分を吸い取ってもなお除湿能力があるよう、多めに入れておくことも大切です。 貯蔵した種子を翌年用いるときには、まく直前に開封することです。開封して水分を吸うと発芽力がどんどん低下してしまうからです。さらに再貯蔵する場合は、乾燥剤の状態を確かめ、吸湿が進んでいるなら新しいのと交換し、すぐに封入するように心掛けましょう。 このように上手に貯蔵すれば、寿命の短かいタマネギでも3〜4年は十分使うことができるようになるのです。 板木技術士事務所 板木 利隆
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家庭菜園(2月)
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新しい魅力の野菜に挑戦 新顔、面白品種、地方野菜 |
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作付けの基本は、食生活のためになる主要野菜、畑の条件に合った安定品種ですが、新しい魅力のある野菜を補助的に加え、挑戦するのも菜園の興味をより高めてくれます。 新顔野菜としてはまず外来のイタリア野菜が挙げられます。フローレンスフェンネル 「ナポリ」は生でサラダや甘酢漬けによく、チコリ「ヴェネチア」はサラダに、ズッキーニ「ステラ」は断面が星形で花ズッキーニとして使えます(以上、トキタ種苗)。 タイプの変わった新顔としては、かわいらしい卵形のズッキーニで黄色の「ゴールディー」、緑色の「グリーン・エッグ」(以上、神田育苗)などや、小形で開花後25〜30日で収穫できるトウガン「姫とうがん」(タキイ種苗)があります。 面白い品種としては、粒色がバニラアイスのようなクリーム色でフレッシュな食感が楽しめるスイートコーン「バニラッシユ」(サカタのタネ)、米ナスと加茂ナスの中間ぐらいの大きなまんじゅう形で肉質緻密な「京まんじゅう」、紫色のしまがあり、揚げ物や炒め物に向く大形長卵形のナス「縞むらさき」(以上、丸種)などがあります。草姿が面白いものとして、大型の丸鉢やプランターであんどん作り(時計回りに巻くよう誘引)には好適な 「ベランダきゅうり」(ときわ研究場 がお目見えしました。 いぼなしで皮が柔らかく色つやの良いキュウリとして「フリーダム」(サカタのタネ)、小形の「ミニQ」(トキタ種苗)、「プチット」(ときわ研究場)と、いぼなしの仲間も増え、にぎやかになってきました。 伝統野菜・名物野菜には、京野菜、江戸・東京野菜、加賀野菜、なにわ野菜などがあり、家庭菜園をいっそう楽しみ多いものにしてきました。どれを選ぶかはまさに地域性と個人の好みによるところですので、諸情報を参考に選んでみてください。近刊本に『からだにおいしい野菜の便利帳 伝統野菜・全国名物マップ』(高橋書店)があります。 私が自家菜園で育て、食膳に上げ味を楽しんでいるものを挙げると、九条太ネギ、聖護院カブ、源助ダイコン、加賀太キュウリ、水前寺菜(金時草)、博多長ナス、かつお莱、安納芋、津田カブ、谷中ショウガ、金町小カブ、相模半白節成、下仁田ネギ、雪菜、飛騨紅カブ、日野菜などです。ご参考までに。 板木技術士事務所 板木 利隆
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